EMSの特徴

【2】100人100通りの学び方を実現

 会場でリアルに講義を聞くこともひとつの方法ですが、それが現実には難しい人もたくさんいます。EMSではどこにいてもWeb会議システムZoomを通じてリアルタイムに受講できる「Zoom受講」、リアルタイムが難しい場合には、講義録画を後から見てからZoomでディスカッションすることで学ぶ「MBAL受講(Movie Based Active Learning)」といった時空を越えた“100人100通りの学び方“を実現し、それにより全国各地の忙しい経営者から子育て中の人も参加することができました。
 さらにゼロ期を通して明らかになったことは、驚くべきことに、Zoomコース、MBALコースそれぞれの良さがあり、リアル受講と比べても満足度や学びの充実度が劣らなかったという点にあります。それは最終日の修了式に北は旭川から南は久米島まで全国各地から受講生の9割が集まったことにも現れました。

【3】リーズナブルな価格でワークライフバランスを崩すことなく受講することが可能

 MBAを取得するためには何百万円、海外では何千万円とかかることも珍しくありません。これでは社会人における教育格差は広がるばかりで、ごく一部の人しか受けることはできません。
 また日中は働きながら通う夜間主のMBAでは、「身体か家庭が壊れる」と言われており、犠牲に基づくマネジメントになりがちです(実際に成績優秀者のディーンズリストに乗りながらも修了式前に突然死された学生も出るといった悲劇も報告されています)。
 西條は人間科学を専門とする立場から、早稲田大学大学院のMBAに最年少(当時34歳)で専任講師となり、10年間教鞭をとってくるなかでMBAを内側から経験し、また専門の一つである質的研究法という方法論により全日制や夜間主、留学生のMBAでの学びの研究を行うことで、その有効性とともに既存のMBAの限界も感じてきたといいます。
 まず、「ビジネス」とは本来“事業”のことを指しますが、ビジネススクールにおいては主にお金儲けや利益を上げることと受け取られており、従来のビジネススクールはそのためのスキルや知識を教える場であり、幸せに生きるための人生をマネジメントするという本質にフォーカスした学びはできないこと。
 成長深化の本質はセルフマネジメントにありますが、マネジメントを「経営」や「管理」と捉えている(実際「経営管理研究科」と呼ばれています)従来のMBAでは、セルフマネジメントをメインに教えるコースは存在しないこと。
 そうしたことを踏まえ、西條は、誰もが幸せになるためにマネジメントを学びにきているはずだと考え、幸せな人生をマネジメントするためには、人間の本質に沿ったセルフマネジメントが基本であり、その本質的な原理をチームマネジメントや組織マネジメントにも応用していくことで、人を幸せにしながら持続可能性を担保する本質経営にもつなぐための授業を展開します。
 EMSは、西條のそうした問題意識から創設されたため、一部の恵まれた環境の人だけが受講できる高額な受講料がかかるMBAとは異なり、新卒のサラリーマンでも学生でも主婦でも本質の学びに関心がある人なら誰でも受講できる価格に設定されています。
 また働きながらでも仕事や家族、身体を犠牲にすることなく学ぶことができるよう、本科コースとなる「本質行動学特論1」は2週間に1回、「本質行動学特論2」と同時に受講しても毎週1回の受講で修了することができるように設計されています。
 通常受講生の数が多いと学びの質が落ちるのが常ですが、西條が開発したチームベイスドのFA(Facilitating Assistant)システムを導入することにより、専門のFAがついてチーム単位で学びが進んでいくため、150名近い人数でもまったく質が落ちることなく効果的な学びが実現しています。
 また「肯定ファースト」をはじめとする本質クレドを毎回共有、確認することで、安心安全の場を作ることで、各自が他者の目線や評価を気にすることなく、本質的な深化、変容ができる場となっていることも、多くの受講生が変容できたポイントとして挙げています。
 授業内容も通常数ヶ月をかけて教えるテーマであっても、その“本質”—-最も重要なポイントにフォーカスすることで、90分でそのエッセンスを学んでいくことが可能です。さらにスクールタクトという最新のリフレクション共有システムを導入することで、150名ものリフレクションをすべて読むことができ、他者の学びから多くの事を学んでいき、授業と授業の間の期間もそれぞれ学びを深めることが可能になっています。
 さらにメンバーにより自主的に10を越える「部活」が立ち上げられ(組織開発部、パートナーシップ部、メンタルトレーニング部、落語部、絵本部、コミュニティ部、本質研修探究部、出版部、等々)、それぞれ活発に活動しています。
 これらはEMSの仕組みの一端でしかありません。こうした様々な工夫が凝らされていることにより、1つのコースでの学びが一般のものよりも何十倍もの濃密な学びが実現され、ゼロ期においては「これまで様々なスクールで学んできたけれど実効性の次元が違う」「人生のターニングポイントになった」「根本的なあり方から変わったことで仕事の仕方も本質的になった」といった声が続出するということが起きました。

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